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井上 淳 院長

JUN INOUE

自分の家族が患者さんだったらどうするか。常にその思いを持って診療に臨む。

東邦大学医学部卒業。慶應義塾大学医学部内科学教室に入局。2006年に『井上内科診療所』を父より継承 (JR中央/総武線・東京メトロ東西線「中野駅」より徒歩3分)。元・山王病院内科部長。

井上 淳 院長

井上 淳 院長

井上内科診療所

中野区/中野/中野駅

  • ●内科
  • ●循環器内科
  • ●消化器内科

開業から50年。父の診療所を受け継いで

井上 淳 院長

こちらの診療所は、私の父が1966年に開院しました。小さい頃からよく遊びに来ていたものですから、そこで父の診療する姿を見ていたことがこの道につながったのだと思っています。それからもう1つ、私は高校生の時にアメリカのピッツバーグに1年間留学を経験しています。そこで当時、臓器移植のメッカであるピッツバーグ大学に日本から留学されていた医師の先生方とお会いする機会があったのです。第一線で最新の医学を勉強されている方々に囲まれ、少なからぬ刺激を受けたことがこの道を目指す後押しとなりました。
大学卒業後は、慶應義塾大学医学部内科学教室に入局しました。慶応では3年目、4年目の医師を専修医と呼んでいたのですけども、その頃、内視鏡にふれる機会がありました。幸いなことに良き指導者に恵まれ、内視鏡を徹底的に仕込まれたことで、消化器の世界をもっと突き詰めてみたいと思ったことが、現在につながっています。
2006年に父より『井上内科診療所』を継承しました。診療所のあるブロードウェイセンターは今でこそニューカルチャーの発信基地という風になっていますけども、開業当初はまた趣が異なり、衣食住が一体となった時代の先端を行くショッピングモールのようでした。上のマンションにはその当時、著名人がたくさん住まわれていたと聞いています。
今もその上の階から多くの患者さんがいらしてくださっていますし、近隣に広がった住宅地からもたくさんの方が来院されています。当時と今とで違うのは、中野駅北口にあった警察大学跡地が再開発されたことで、新しいオフィスビルができ、そこで働く若い方も見えるようになっていることでしょうか。大学の国際寮も建設され、外国の方も大勢見えるようになっています。

窓口として、あらゆるお悩みを拝見していく

井上 淳 院長

専門である消化器に限ることなく、あらゆる症状を診れるようにと思っています。当時の慶応では内科の研修が一風変わっていまして、私の場合で言えば消化器ですが、最初からそこで専門的にトレーニングを受けるわけではないのです。初めの2年間は内科全科をローテーションで廻り、その後の2年は出張病院で様々な内科疾患を診て、5年目になってようやく専門を選ぶという段になります。
そのような環境で育ちますと、自然、内科全般を広く診るということが身体に染み付くことになります。その上で専門家の治療診断が必要と判断したら、専門病院にご紹介するということですね。病院勤務時代は高血圧や糖尿病はもちろん、脳や心臓も診ましたし、救命救急を経験したこともありました。今振り返りますと、それらの経験が本当に自分のためになったと思ってます。

フットワークの良さを生かしたシームレスな診療

井上 淳 院長

私は今も赤坂にある山王病院でも勤務を続けています。消化器内科が担当となっていますが、そこでもさまざまな患者さんを診る、言ってみれば総合内科的な役割をになっています。
診療所以外に勤め先があることの利点は、いろいろとあります。たとえば、診療所の患者さんにCTやMRIを急いで撮る必要があった場合、勤務先の外来からの予約を取れば、簡単に、そして私自身が結果を御説明することが可能になります。シームレスに患者さんを診れるというのは、私にとっても安心ですし、患者さんにしてもそうでしょう。それから、科をまたいだ疾患の相談をする時も、自分が勤めている病院があれば、それはずいぶんと敷居が低いものになります。
開業医でありながら勤務医でもある。その特性を生かしたフットワークの良さが、当診療所の強味だと思っています。

企業の産業医であることのメリット

私は開業医、勤務医であると同時に、企業の産業医を長らく務めています。産業医の業務では、近年、メンタル不調をきたした社員の専門医紹介や復職の支援などの業務が非常に多くなってきました。精神的な疾患に対し、どのような対処をし、どのタイミングで専門医に紹介するかといった判断に関して、数多くの方を診てきたことで研ぎすまされてきたと思っています。
また産業医では、膨大な数の健康診断の結果を見ることになります。そこには、病気の一歩手前という方々が、もう山のようにいらっしゃるわけです。その人達の生活習慣の改善を促していかに未病の状態にとどめるかが、産業医の腕の見せ所ということになります。
こうした経験はもちろん、診療所にも生かされることになります。あちこち移動するので体の負担は多少掛かりますけども、あらゆる経験が今の私の診療スタイルにつながっているという気がしています。

これから受診される患者さんへ

自分の家族であればどうするか。常にこの視点を忘れずこれまで診療をおこなってまいりました。内科や消化器に限らず、お困りのことがあればどうぞお気軽にご相談ください。地域の気軽な相談役として、皆さんにとって適切な対処を一緒に考えさせていただきます。

※上記記事は2017年7月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

井上 淳 院長 MEMO

総合内科専門医 /消化器病専門医 /消化器内視鏡専門医

  • 出身地:東京都
  • 趣味・特技:オートバイ、レコード鑑賞
  • 座右の銘:「自分の家族が患者さんだったらどうするか。常にそう思って診療を」
  • 好きな音楽:ジャズ
  • 好きな場所:東京ゲートブリッジ

グラフで見る『井上 淳 院長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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