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牧野 総治郎 院長

SOJIRO MAKINO

心療内科から精神科まで
男女2名の医師が幅広い症状に対応

東京外国語大学のアラビア科に学んだ後に、医学部へ。1992年、世田谷区奥沢に『牧野クリニック』を開設し、2011年に東中野駅そばに移転。

牧野 総治郎 院長

牧野 総治郎 院長

牧野クリニック

中野区/東中野/東中野駅

  • ●精神科
  • ●心療内科

アフリカ難民に想いを馳せ、医療の道へ

牧野 総治郎 院長

両親が共に医師だったので、小さい頃から「お医者さんになりなさい」というメッセージがあったのですが、私はそれに反発し、医学部ではなく、東京外国語大学のアラビア科に進みました。そこで勉強を積んでいると、当時のアフリカの難民問題等が耳に入ってきたんです。自分の今と重ね合わせ、ずいぶんと悩みましたね。最終的には「医師となり、少しでも人助けになることをするべきだ」と考え、改めて医学部に進路を変更しました。現在、私は日本で暮らし、心の病に悩む方々を診ています。当初の想いとは少し離れてしまっていますが、自分の出来る範囲のことをしていくことが、めぐりめぐって彼の地の状況を改善することにつながっていけばと思っています。

1992年に世田谷区奥沢で牧野クリニックを開業しましたが、事情があって、2011年にこの地(JR・東中野駅から徒歩1分)に移転致しました。患者さんのお役に立つにはどうしたら良いのか、頭を悩ます日々が続いていますが、根気良く地道に診療を続けていきたいと考えています。

患者さんの「治りたい」という気持ちを引き出し、支えていく

牧野 総治郎 院長

患者さんと同じ目線でじっくりとお話をうかがい、お悩みの解決に助力していきたいと考えています。
精神科の疾患には、一般の疾患と同じように、治療のセオリーが存在します。しかし、必ずしもセオリー通りにいかない方もいらっしゃいますし、セオリー自体が一筋ではなく幅広いこともあって、治療としては難しい面があります。私たちが出来るのは、解決に至る道を患者さんと一緒に見つけていくこと。患者さん自身の「治りたい」という気持ちを引き出し、その人の杖となり、支えてあげたいと考えています。

男性と女性、2名の医師が在籍して幅広い症状に対応

牧野 総治郎 院長

心療内科は、心の影響によって表れた、身体的な症状を診ることから始まったと言われています。心療内科と精神科の違いは何かと言えば、疾患の種類によってフィールドが異なるという点かもしれません。
たとえば、うつ病やパニック障害は、両科とも同じスタンスで診ることが可能です。これが統合失調症になると精神科の領域になってきますし、身体の問題も絡んでくるような疾患であれば、心療内科が適任かと思われます。私の家内(牧野真理子先生)は摂食障害を専門としていて、拒食症や過食症は、彼女の領域です。
クリニックでは、その症状により患者さんを振り分けることもありますし、どちらでも可能な疾患である場合には、その方のご希望に沿って担当する医師を選んでいただくこともあります。女医さんが良いという方もいれば、男性の医師が良いという方もいますし、また、人と人には相性もありますからね。

治療においては、「言葉」だけでなく「薬」も道具の一つ

うつ病で症状のかなり重い方の場合、どんなに言葉を重ねても、プラスには受け取れず、悪いほうにばかりとってしまうことがあります。「もっと大変な状態から立ち直った人もいる」と声をかけても「そんな人がいるのに自分はなんてダメなんだろう」と受け取ってしまう、逆に「幸せそうに見えている人でも、皆悩みを抱えているものですよ」と言っても「そんな人でもうまく行かないのなら、まして自分が幸せになれるわけがない」となってしまいます。となってしまう。こうした状態であれば、お薬を用い、充分な休みをとることが必要になります。お薬の力で、言葉を受け入れられる素地を作り出すということですね。
また、ストレス等で眠れない人にお薬を処方し、睡眠時間をとっていただくことも大切なことです。睡眠が取れないことで、身体的な疾患を引き起こさないとも限りませんからね。
お薬を悪いものと捉え、自分に我慢をしいて症状を悪化させては元もこうもありません。道具と割り切り、有効に用いるほうが賢い選択ではないかと思うのです。

これから受診される患者さんへ

今まで楽しめたことが楽しめなくなってると、それは要注意です。仕事の状況により、誰でも「今日は仕事に行くの、イヤだな…」と思われた経験はおありでしょう。しかしそれが、休みの時にも何も楽しめないですとか、気分転換が出来ないとなれば、医師の助けを借りるべきだと思います。
私たちは、じっと見守り寄り添って、患者さんの回復への意欲を引き出していくことをモットーに診療をおこなっています。気軽にとは申しませんが、心に変調を自覚されることがありましたら、いつでもご相談ください。

※上記記事は2015.5に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

牧野 総治郎 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味・特技:登山、スキー、山スキー、ケーナ演奏、NHK語学講座を聞く事(英、仏、ハングル)
  • 好きな本:歴史(日本の近代史)、国際関係
  • 好きな映画:邦画、ヨーロッパ映画の人間ドラマ
  • 好きな言葉:人生は何とかなる、思い通りにはならないが…。
  • 好きな音楽:アンデス民謡、リバーダンス
  • 好きな場所:冬山、妙高高原、黒姫山

グラフで見る『牧野 総治郎 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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