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吉田 有智 院長

ARITOMO YOSHIDA

患者さんの希望、思いにしっかり耳を傾け、
安心で納得出来る歯科医療の提供を目指して。

東京歯科大学卒業。同大学院インプラント科に在籍。2015年1月に『レオパレスビルデンタルクリニック』院長に就任 (JR中央線・東京メトロ東西線「中野駅」より徒歩5分)。

吉田 有智 院長

吉田 有智 院長

レオパレスビルデンタルクリニック

中野区/新井/中野駅

  • ●歯科
  • ●矯正歯科
  • ●小児歯科
  • ●歯科口腔外科

胸を張って患者さんの質問に答えていけるようにしたい

吉田 有智 院長

歯科医師を志すようになった1番のきっかけは、歯科医師である祖父と父の影響でした。彼らから直接勧められることはなかったのですが、いつしか同じ道を目指すようになっていたのです。それからもう1つ、学生の頃に目指したものが獣医さんでした。動物が好きで好きで、一時期はそちらに傾きかけていたのですが、高校3年生の時に猫アレルギーだということがわかり(苦笑)、そこで、もう1つの夢に立ち返ったということなんですね。
大学卒業後は大学院でインプラント学を専攻しました。大学病院には初めてインプラント治療を受けるという方も多くいらっしゃいましたが、同様に多かったのが、何らかのトラブルがあって紹介されてくる患者さんでした。そのトラブルの中身ですが、受けた治療そのものの問題よりも、説明不足から起こる不信感によるものが多々あったのです。
インプラント治療は、臨床での応用が先行し、エビデンスが後からついてくるという傾向にあります。いまやインプラントは数多くの歯科医院で手掛けられるようになりました。当たり前の治療になったからこそ、患者さんの質問に胸を張って答えられるようになりたい。その裏付けとなる理論と実践を学ぶ場として、インプラント科に進んだということなのです。
『レオパレスビルデンタルクリニック』の院長として2015年に就任いたしました。実はそれまで中野にはまったくと言っていいほど縁が無かったのですが、ここで診療を続けていくうちにこの街がどんどん好きになっていく自分に気がつきました。新しいものと懐かしいものが交わる街並と、人情味のある人柄を好ましいものと感じているのでしょうね。

徹底したインフォームドコンセント&チョイス

吉田 有智 院長

しっかりと説明をおこない、患者さんの信頼を得ることがなによりも大切だと思っています。歯科医師となって11年。この世界では若手からようやく中堅に差し掛かる頃ですが、1年目の先生であっても20年目の先生であっても、患者さんに説明をすることは誰にも可能なのことです。技術を身につけるには、どうしてもある程度のキャリアが必要になります。しかし、徹底した説明をおこない、患者さんの同意を得ることは、キャリアに関係なく出来ることなのです。
どのような選択肢の中からどの治療を選び、その治療にどういう意味があるのか。わからないままでは患者さんに不安がつきまいといます。あるいは治療が終了したあとになり、「こんな治療もあったんだ…」とわかれば、後悔が生じることになります。研鑽をして技術や知識を身につけるのは当然のこととして、その方に適した出来るだけ多くの選択肢を提供し、患者さんがその内容を理解し、望むものを得ていただくことが重要なのです。
歯科医師となり、このことだけは徹底してやってきたつもりですし、それは今後も変わらず、変わってはいけないことだと思っています。

マイクロスコープの採用が治療に大きなメリットを生み出す

吉田 有智 院長

今後、マイクロスコープは歯科医院になくてはならないものになっていくでしょう。当院では主として、根管治療を中心とした保存修復治療に用いています。マイクロがあることで、これまで出来なかった治療が可能になったことは確かです。たとえば、根管が見つからない場合などはそれが顕著です。通常は拡大鏡を使用していますが、拡大鏡で見えないものがマイクロでは見えてきますので、それによる患者さんが得ることの出来る利益は非常に大きいものになります。
またマイクロスコープは、私が見ているものをそのまま画像として録画することができます。そもそも治療はお口の中でおこなわれますから、患者さんは、今、何をされてるのかわかりづらい面があります。治療の前に口頭でも説明をしますし、レントゲンでも確認いただくのですが、イメージがわきにくいのは致し方のないことでしょう。鮮明な画像であり動画でご覧いただくことで、患者さんは視覚的にイメージがしやすくなってくるのです。
治療の完成度と、インフォームドコンセントの補完。二重の意味でマイクロスコープは非常に有益だと思っています。

子ども達のお口を守っていくことに今後は力を

大学病院でインプラントを専門に学んできたことでわかったことが、インプラント治療も失われたものを補う治療の1つでしかないということでした。状況によれば、義歯のほうが患者さんのニーズに応えやすいこともありますし、ブリッジのほうが向いていることもあります。インプラントは、それらすべての方法と同じ序列にあるものなのです。もちろん、専門に学んできたことでより高度なインプラント治療がおこなえる面はあります。ですが、だからといってインプラントを優先して考えることはこれまでしてきておりませんし、今後もそれは変わらないでしょう。
では、何にこれから注力するかとなれば、それは予防に他なりません。特に若い世代、子ども達が虫歯にならないよう、歯列矯正治療を通じての予防処置に力を入れていきたいと思っています。きれいな歯並びは、それだけでも清掃性を向上させます。公衆衛生の観点で、私が地域に還元出来ることが、これからの子ども達のお口を健康に保つてお手伝いを担うことだと思っています。

これから受診される患者さんへ

お口の中を身体の臓器の1つとしてとらえていただければと思います。残念ながら、いまだ痛くなってから歯医者さんに来る方が多いのが現状です。しかし、痛みが生じてからの治療は、不可逆的な処置となることも多いのです。お口の疾患は慢性疾患であり、日頃からのケアが大変重要です。歯医者さんに遊びに来る感覚で足を運んでいただき、それを定期的に続けていく習慣を身につけていただければうれしく思います。

※上記記事は2017年6月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

吉田 有智 院長 MEMO

  • 出身地:京都府
  • 趣味:お酒
  • 好きな映画:ヒューマンドラマ
  • 座右の銘:人間万事塞翁が馬
  • 好きな音楽:オールジャンル
  • 好きな場所:田舎、自然豊かな場所

グラフで見る『吉田 有智 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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