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小宮山 仁敬 院長

KIMINORI KOMIYAMA

処置型ではない予防型の医療をめざして
それぞれの患者さんにベストなプランを提案

大学卒業後、勤務医として12年にわたって経験を重ねる。自らの診療スタイルを確立し、「鷺ノ宮駅」そばに開業。

小宮山 仁敬 院長

小宮山 仁敬 院長

FDOこみやま歯科

中野区/鷺宮/鷺ノ宮駅

  • ●歯科
  • ●歯科口腔外科
  • ●矯正歯科

幼少期の記憶がベースになって、医療の道へ

小宮山 仁敬 院長

叔父が内科の医師でした。幼児記憶と言うのでしょうか、夏休みに遊びに行った時に目にした白衣や、診察室の匂いといったものすべてが好ましく感じられ、記憶のどこかに残っていたのです。私がこの道を目指したことには、まずそれがベースにあったのだと思います。のちに、「人生は一度だけ、命の入り口に関わる医療分野なので、頑張れるだけ頑張ってみよう」と考えた際、この記憶が頭をよぎったということですね。
大学を卒業後、医療法人に12年間勤務しました。そこで出会った先生方から多くのことを教わり、また薫陶を受け、今の私のスタイルが形作られていきました。この場所に歯科医院を設けたのも、長い勤務医生活の中で関わりあうことになった患者さんがこの辺りに多くお住まいになっているから、という理由がありました。これもご縁があったということでしょうね(西武新宿線・鷺ノ宮駅より徒歩1分)。

処置型から予防型へ、口腔環境を改善して感染症を管理する

小宮山 仁敬 院長

虫歯の穴を削ったり、入れ歯やインプラントを入れたりというのは、結果の処置です。ここでおこなわれているのは、口腔常在菌を中心とした感染症の管理です。虫歯も歯周病も感染症です。それを防ぐために努力するのが歯科の本来あるべき姿と言えます。
身体の中には100兆にもおよぶ常在菌が棲んでいます。この常在菌が最も多くあるのが腸で、次に多いのが口腔。そして、その雑多な菌の中で問題があるのが虫歯菌と歯周病菌です。この問題のある菌がヌルヌルベタベタとしたもの(バイオフィルム)を作り出し、歯の表面などの硬い組織にくっついていきます。やがてそれらが酸を生みだし、歯に穴を開けるようになり、これが根っこに感染していけば歯周病となり、さらに深く、炎症を起こした歯肉の毛細血管から身体をめぐっていくと、全身疾患を悪化させる要因となります。感染症の管理とは、お口の環境を改善していくことなのです。処置型ではなく、予防型の医療こそが、今後は求められていくのではないでしょうか。

無意識のうちに歯に負担をかける「ブラキシズム」

小宮山 仁敬 院長

患者さんが歯医者に来るようになる大きな理由は2つあり、1つはお話しした虫歯や歯周病菌の介在であり、もう1つがブラキシズム、つまりは「くいしばる力」ということになります。日中のかみしめはTCHと言います。
寝ている間、すべての人が食事の時の20~30倍の力でくいしばりをおこなっています。くいしばりと聞いて、歯ぎしりを連想される方もいらっしゃるでしょうが、音が鳴る歯ぎしりは食いしばり全体の1割以下に過ぎず、誰もが知らず知らずのうちに歯に負担を掛けているのです。自分では制御できないこの強大な力が、虫歯による歯の崩壊や歯周炎の症状を助長しています。
ブラキシズムは、自律神経の働きとリンクしています。つまり、緊張状態が続く方は食いしばりの力が強く、免疫系の働きも弱り、唾液の量も少なくなることが証明されているのです。寝不足や疲れ、日々のストレス等々を把握し、自律神経の働きにも目を向けることが治療者には問われているのです。

十分な診査・診断・カウンセリングをもとに、ベストな治療を提案

初診でいらっしゃった方には最初に様々な問診・検査をおこない、そこで得た情報を整理・考察して患者さんに説明していきます。その情報を元に、患者さんの希望とすり合わせて治療をおこなっていくのです。
もちろん最初は、健康保険内でおこなえることからスタートし、その段階での治療が終了すれば、今度は未来に向かっての設備を施していきます。口腔内の健康の永続性を担保するには、相応の方法であり、素材が不可欠です。ご相談をしながら、その人が望む、その人に合ったオプションを提示させていただきます。

これから受診される患者さんへ

今は情報過多となり、歯科医療の本道がどういうものか、わかりにくくなっているように思います。この世界に携わるものとして、いかなるプロセスを経て、何を身に付けなければならないかということを伝えていくことは、非常に大切なことだと思っています。私の新人教育は厳しいと周囲には映っているようです(苦笑)。しかし、それも仕方がありません。人様の身体にさわるわけですからね。私であろうと誰であろうと、歯科医師ならば同じクォリティーでなければいかんのです。

皆様には、お口は健康の入り口だということを知っていただきたいと思います。歯の治療をコストや時間で判断することは賢明とはいえません。一生使っていく歯の健康を手に入れるための初期投資とお考えくいただき、まずはきちんとお話をすることから始めさせていただければと思っています。

※上記記事は2015.7に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

小宮山 仁敬 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味・特技:音楽活動
  • 好きな本もしくは愛読書:内藤正裕の補綴臨床 オーバーロードと向き合う
  • 好きな音楽もしくは好きなアーティスト:ロックミュージック

グラフで見る『小宮山 仁敬 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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