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髙橋 秀明 院長

HIDEAKI TAKAHASHI

削ってつめる治療から、管理し守る治療へ。
これからの“歯科のありかた”を見つめて。

昭和大学卒業。同大学第一口腔外科に入局。都内歯科医院勤務を経て、2007年に『若宮歯科医院』院長に就任(西武新宿線「都立家政駅」より徒歩4分)。現在にいたる。

髙橋 秀明 院長

髙橋 秀明 院長

若宮歯科医院

中野区/若宮/都立家政駅

  • ●歯科
  • ●小児歯科
  • ●矯正歯科
  • ●歯科口腔外科

私にとって、とてもとても大事な人がこの世界へと導いてくれた……

髙橋 秀明 院長

私には、小さい時から面倒を見てもらい、かわいがってくれた5つ年の離れた幼なじみがいました。誰からも愛されるあたたかい人だったのですが、彼は17歳で骨肉腫を発症し、21歳で亡くなってしまったのです。「僕が何とかする。だから頑張って」と一定の闘病生活後に声を掛けたのですが、彼から、「僕はもうすぐいなくなると思う。でも、苦しんでいるのは僕だけじゃないから、世の中の困ってる人達のために頑張って欲しい」と逆に励まされていました。強いんですよねえ、ほんとうに……。私が歯科医を志したのも、その言葉を受けてのことであり、のちに口腔外科に進んだもの、多分にその影響があったように思います。
医局に籍を置いてすぐ、私は患者さんの元気の一助になればと思い、入院患者さんとただただ話をし励ましていたものです。当時と立ち位置が異なり、こうして開業医となった今でもその気持ちに変わりはなく、患者さんが日々を元気に過ごしていける一助となれればと思っています。

削ってつめる治療から、管理し守る治療へ

髙橋 秀明 院長

歯科治療は元通りに戻っているように見えますが、決して再生しているわけではなく、失われた部分に人工の物をはめ込み、機能を果たすよう処置をしているに過ぎません。歯は二度と元には戻らない。その考えに基づくなれば、いかに削らずに治療を終え、極力清掃がしやすい状態に修復をしていくかが問われることになります。
そしてその状態を維持していくには、ご本人の頑張りにプラス、歯科衛生士の力も大切になってきます。歯科衛生士が主体となり、歯を守るための重要性をお教えし、適切にサポートをおこなっていくことで口腔内の雑菌を減らしていくことがキーとなるのです。
削ってつめる治療から、管理し守る治療へ。当院ではその考えに基づき、すべての診療をおこなっています。

今まで、聞かされたことのない詳しい説明を

髙橋 秀明 院長

例えば、「神経を抜きます」と言われても、その神経とは何?というのが、患者さんの素朴な疑問ではないでしょうか。こちらでは、各々の状況に応じてそもそも虫歯とは何であるかから始まり、その進行の様子をアニメーションを用いたり、歯やあご、筋肉をイラストに描き、順々に詳しくご説明しています。
今の状態を維持していくには、患者さんご本人の頑張りが大切であることを伝えました。治療の終了は終わりではなく、歯を守るための新たなスタートなのです。そこをご理解いただこうと、時に話が長くなってしまうこともあるのですが(苦笑)、切にご容赦いただき、私たちと一緒に道程を歩んでいただこうと思っていただければ幸いです。

歯を守り管理していくために、リスクを最小限にしていくことも大切

口腔外科領域に関する処置をさまざまな方にご教授いただいた経験を生かす形で、遠方の先生方からも各外科処置のご依頼を受けておこなってもいます。親知らずの抜歯や良性腫瘍の切除が主ですが、その中には、舌小帯(ぜつしょうたい)に関する処置があります。
舌小帯とは、舌の裏側(下側)にある筋のこと。舌は本来、上あごに触れているものなのですが、舌小帯の緊張が強いことで、舌の動きが悪くなり、それが要因となって上あごの健全な発育を阻害したり、下あごの発育を過度にしたり正確な発音を難しくするなどのケースがあります。一般の歯科医院さんでは、されているところは少ないかもしれませんが、当院ではレーザ―を用い、短時間での処置をおこなっています。
舌小帯の処置は、見方によっては予防医療を見ることもできるでしょう。その予防医療に類するものとして、歯を抜かずとも正常な歯並びへとお子さんを導いていくことを目的とした咬合誘導の治療もおこなっています。
歯を守り管理していくためには、そのリスクを可能な限り取り除くことが有効な手段となります。私自身、研鑽を積み、あらゆるステージにおいて歯を守っていくための方法を皆さんにご提示していきたいと考えています。

これから受診される患者さんへ

ありがたいことに、関東地方は東京都内のみならず他六県から、更には、南は宮崎、北は福島からもはるばる通い続けてくれている患者さんがおられます。また、外国の方も口コミを通じて様々な所から来院される方が多数おります。私の英語力は、“昔はできた”という程度ですが(笑)、誠心誠意、心を込めて対応させていただいております。

食べ物の入口であるお口で菌をいかに繁殖させないかが、全身の健康の維持にも大きな意味を持ちます。是非皆さんには、その意識を持ってお口の病気予防から、全身の病気予防に努めていただければと思います。お口の予防に遅いということはありません。どのタイミングであっても、できることが何かしらありますので、まずはご相談いただければと思います。

※上記記事は2017年3月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

髙橋 秀明 院長 MEMO

  • 出身地:栃木県
  • 趣味:水泳
  • 好きな本:『Number』『dancyu』
  • 好きな映画:男はつらいよ
  • 座右の銘・好きな言葉:一期一会
  • 好きな音楽・好きなアーティスト:ハワイアン・サザンオールスターズ
  • 好きな場所:ハワイ、尾瀬

グラフで見る『髙橋 秀明 院長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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